開いた両目から

朝起きて、死にたいと思った。喘息も出てしまって、コンコンコンコン布団の中で丸まって咳をしていた。

消えてしまいたい、いなくなりたい、消滅したい、存在を消したい。あたしなんて誰も必要としてない。あたしなんていらない。あの人も、この人も、きっとあたしなんていらないんだ、必要ないんだ、死ねばいいと思ってるんだ。

そんな思いに支配されて、誰にも何もされていないのにひとりでしんどくなって、ふと窓の外を見たら土砂降りの雨だった。

 

雨の日は心の調子を崩す。喘息も出る。体も心も変になったら、そりゃ死にたくもなるのかな。昨日まで28度とかだった気温も、今日はなぜか23度。気候の変化に体も心もついていけてない。

 

雨の日は好きじゃない。傘を差すのがめんどくさい。だから私は傘を差さない。周りの人には子どもみたいだと言われるけど、めんどくさいなと思いながら傘を差すくらいだったら濡れた方がましだ。ただ、今日みたいな土砂降りだと、当然ながら頭のてっぺんから靴の先までびしょびしょになるけれど。

 

そんなわけで、私は今、職場のパソコンの前で寒さに震えています。

帰るときには止んでたらいいな、雨。